菅 雄嗣
スガ ユウシ

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略歴

1988 長崎県生まれ
2014 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2015-16 シュトゥットガルト美術大学、交換留学
2017 東京芸術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻修了
2023 Post land scape グループ展 aster 金沢
2023 liminal 個展 mahokubota gallery 東京

個展
​2017
・「Scraped painting」WHITESPACE ONE、福岡

グループ展
​2020
・「Tokyo 2X2X」MAHO KUBOTA GALLERY
2019
・「Travelers」MAHO KUBOTA GALLERY
2017
・「Spring fever」駒込倉庫、東京
・「第4回CAF賞作品展」代官山ヒルサイドテラス
・「太郎かアリス in the dark:東京藝術大学油画第7研究室 (O JUN)」ギャラリーマルヒ、東京
・「芸術作品に見る首都高展」O美術館、東京
2015
・「TWS-Emerging」ワンダーサイト渋谷
・「トーキョーワンダーウォール都庁」東京都庁
2014
・「トーキョーワンダーウォール公募2014入選展」東京現代美術館
・「第一回CAF賞入選作品展覧会」TABLOID GALLERY
・「太郎かアリス vol.5:東京藝術大学油画第7研究室 (O JUN)」TURNER GALLERY、東京
2013
・「GEISAI#19」都立産業貿易センター

受賞歴およびスカラーシップ
​2017
・齋藤精一賞、第4回CAF賞、東京
2014-15
・第一回芸術支援プログラム、神山財団
2014
・ワンダーウォール賞、トーキョーワンダーウォール公募2014、東京

菅 雄嗣

Yushi Suga


ステイトメント/作品コンセプト

一貫して、コンセプトにしているのは絵画に対する批評的な態度です。削り出しで完成させるscraped paintingシリーズでは積層される油絵の層(時間)に対して、パラドックス的に層を削ることで完成するプロセスを踏んでいます。その絵の完成のさせ方は層構造(順行する時間軸)でなく一瞬を閉じ込めた水墨画などの東洋的な空間と時間の捉え方に近いかもしれません。近作では技法に加え、更にビジュアルを変えた二つの絵を対比することで生まれる意味を扱った割符のようなディプティック作品を制作しています。