Stanley Donwood
スタンリー ドンウッド
- 創業/拠点 : イギリス
Stanley Donwood
スタンリー ドンウッド
イギリスを代表するアーティスト兼作家のStanley Donwood (スタンリー・ドンウッド)。エクセター大学で美術と英文学を学び、そこでRadioheadのトム・ヨークと出会ったことをきっかけに、1994年のEP『My Iron Lung』以降、Radioheadのすべてのアルバムやヨークのソロプロジェクトのアートワークを手がけてきた。その独自のビジュアル表現は国際的に高く評価され、2002年には『Amnesiac』のデザインでグラミー賞を受賞。
作家としても活動しており、『Slowly Downward』『Bad Island』などの短編集や、創作の軌跡をまとめた回顧録『There Will Be No Quiet』を発表。さらに、個展やグループ展を通じてリノカットやシルクスクリーン作品を精力的に発表し、グラストンベリー・フェスティバルのビジュアルやロバート・マクファーレンの著書装丁も手がけている。音楽と美術の境界を越えて活動する、現代イギリスを代表するアーティストの一人。

Stanley Donwoodから1作品が発売開始
略歴
本名はダニエル・ラルフ・リックウッド(Dan Rickwood)。1968年10月29日、イングランド・エセックスに生まれる。ペンネームとして「Stanley Donwood」を使用しています。
エクセター大学で英文学と美術を学び、そこでRadioheadのフロントマン、トム・ヨークと出会いました。
Radioheadとのコラボレーション
1994年のEP『My Iron Lung』以来、Radiohead全作品のアートワークを担当。ヨークのソロプロジェクト(Atoms for Peace、The Smileなど)のビジュアルも多数手がけています。
受賞
2002年、Radioheadのアルバム『Amnesiac』のグラフィックデザインに対し、グラミー賞「ベスト・レコーディング・パッケージ」を受賞しました。
作家活動
短編集:『Slowly Downward: A Collection of Miserable Stories』(2001)、『Household Worms』(2011)、『Bad Island』(2020)
回顧録:『There Will Be No Quiet』(2019)
その他:『Dead Children Playing』(2006/2007)、『Humor』(2014)、『Fear Stalks the Land!』(2021)、『Kid A Mnesia Art Catalogue』(2021)など。
展覧会・ビジュアル制作
個展やグループ展、多数のリノカットやシルクスクリーン作品を発表(例:2006年「London Views」展、2025年オックスフォード美術館での「This Is What You Get」展)
グラストンベリー・フェスティバルや作家ロバート・マクファーレンの出版物の装丁も担当。2021年にはフォリオ・ソサエティ版トーマス・ハーディ詩集の装画も制作。