セマーン・ペトラ
セマーン ペトラ

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略歴

1994年ハンガリー・ブダペスト生まれ。
アニメーションやヴィデオゲーム的風景を用いて映像作品を制作するアーティスト。

英国のNewcastle Universityニューカッスル大学芸術学部で講師(2023-現在)

学歴
Newcastle University, UK, BA (Hons) Fine Art (2013-2017)
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科、国費外国人留学生制度での研究生(2018-2020)

主な展示
・都市にひそむミエナイモノ Invisibles in the Neo City, SusHi Tech Square, Tokyo, Japan Alternate Presence, Seventeen Gallery, London, UK
・多層世界の歩き方/Random walk on the multilayered world, ICC, Tokyo, Japan How to win at photography, The Photographers’ Gallery, London, UK
・生命的なものたち Life/Likeness, NTT InterCommunicationCentre, Tokyo, Japan No Death, Just Respawn; Nitja Senter for Samtidskunst, Lillestrøm, Norway

セマーン・ペトラ

Petra Szemán


ステイトメント/作品コンセプト

1994年,ハンガリー・ブダペスト生まれ。アニメーションやヴィデオゲーム的風景を用いて映像作品を制作するアーティスト。[オープニングズ!!!] ではセマーン自身をモデルにしたキャラクター「Yourself」が電車に乗り、実写映像や写真、アニメーション、CGといったメディアが交錯する風景の中を進んでいきます。セマーンは現実に加えてアニメ、ヴィデオゲームなどのフィクションの領域が重なりまたは交差した総体として世界が認識されていると捉えています。多層化した世界を生きる私たちには、その境界がどこにあるのかを見極めるのはもはや困難です。むしろ私たちはいま、世界と世界が重なり交差するあいまいな境界の中で生きているといえるのかもしれません。だが、境界領域に生きるとは、ある世界からこぼれ落ちてしまった結果ではなく、境界領域ならではの無限の可能性に自らを開くことなのです。