池田 杏莉
イケダ アンリ

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略歴

1997 福岡県 飯塚市生まれ
2019 愛知県立芸術大学 美術学部 美術科 彫刻専攻 竹内孝和ゼミ 卒業
2021 フランス・パリ École nationale supérieure des beaux-arts Emmanuelle Huynh 研究室 交換留学
2024 東京藝術大学 美術研究科 彫刻専攻修士2年 大巻伸嗣研究室 修了

個展
2017 「Artists for the Future」 ベレーサ鶴舞 愛知
2018 「Cry for the moon」 愛知県立芸術大学 愛知
2020 「On music projec “New knowledge”」 5/R ギャラリーホール 愛知
2021 「それぞれのかたりて」 ギャラリーK、東京
2022 「ただ、 生きる日々」 Crouse de Paris フランス・パリ
2023 「かたりわすれ」 ギャラリイK 東京

グループ展
2017 「LIBERAL 発信する森」 愛知県立芸術大学  愛知
2019 「ないようであるもの」 東京藝術大学  東京
2020 「箱の生活+」 東静岡アート&スポーツ広場コンテナアートスペース、 静岡
2021 「Do/don't do do do don't do it」 パリ国立高等美術学校、 フランス パリ
2022 「A-TOM ART AWARD 2022 ファイナリスト展」 コートヤード HIROO 東京
2023 「第9期 ソノアイダ」 ソノアイダ新有楽町 東京
2023 「布の芸術祭 FUJI TEXTILE WEEK 2023」 旧山叶工場 山梨
2024 「第72回東京藝術大学 卒業・修了作品展」 東京藝術大学 東京
2024 「迷宮への介入」 Mikke Gallery 東京
2024 「未来の交差点」 東急プラザ銀座 東京

奨学金受給歴
202110 2022.7 トビタテ!留学JAPAN
beaux-arts、フランスパリ

受賞歴
2022.11 「A-TOM ART AWARD 2022」 ソノアイダ賞受賞

池田 杏莉

Anri Ikeda


ステイトメント/作品コンセプト

私は、人々に使い古された物と、皮膚の型の収集を通して、「それぞれのかたりて」をテーマにインスタレーションを制作しています。使い古されていくにつれて、少しずつ色褪せ、歪んでいく衣服や家具。それは私達の日々の一部であり、私たちの癖や匂いといった特徴に寄り添うかのように、身体性を帯びていきます。また、皮膚は時間が経つにつれて、剝がれ、少しずつ生え変わり、絶えず私たちの体内外で、身体を消費させながら、毎日、毎時、毎分と、誕生と死別を繰り返しているように思えます。物が帯びた喪失した存在を浮かび上がらせると共に、その存在と対峙する空間で、私達に何を語り、想起、想像をさせるのか、対峙する場を制作しています。