
千葉 尋
Hiro CHIBA
略歴
千葉県出身
2014年 東京造形大学大学院 造形研究科 博士前期課程 修了
Selected Exhibition
2019年 La Photographie al' EPAU / Abbaye Royale (エパウ王立修道院)/ サルテ、フランス
2021年 IAG awards 2021 / 東京芸術劇場 / 池袋
2021年 SICF22/ SPIRAL / 青山
2021年 100人10 / Shinwa Auction / 銀座
2022年 個展[THE REMINISCENCES] / Gallery 201 / 北品川
2022年 KENZAN 2022 / 東京芸術劇場 / 池袋
2022年 グループ展[ARTtober]/ 石川画廊 / 銀座
2022年 SHIBUYA ART AWARD / 代官山ヒルサイドフォーラム / 渋谷
2023年 ブレイク前夜展 / Artglorieux GINZA SIX / 銀座
2023年 個展[土と葉] / SOIL MUSEUM SHIDO / 淡路島
Awards
2020年 金賞 / 第2回TKO国際ミニプリント展 2020 / 東京芸術劇場 / 池袋
2020年 求龍堂賞 / 第9回 FEI PRINT AWARD / FEI ART MUSEUM YOKOHAMA / 横浜
2021年 IAG奨励賞、シアターアートショップ賞 / IAG awards / 東京芸術劇場 / 池袋
2021年 小林貴 賞 / TAGBOAT INDEPENDENT / 東京ポートシティ竹芝 / 浜松町
2022年 井浦歳和 賞 / TAGBOAT INDEPENDENT / 東京ポートシティ竹芝 / 浜松町
2022年 オーディエンス賞 / KENZAN 2022 / 東京芸術劇場 / 池袋
ステイトメント/作品コンセプト
千葉は、葉に図像を現像する独特の技法を駆使し、遺伝子に刻まれた記憶として、 "déjà-vu" を感じた風景を葉に投影している。
その行為の延長線上には、高所から飛び降りる際の恐怖のように、一定数の人間に共通するような感情、この場合は[懐古]が残ると仮定しているのだという。
そのように葉に記憶を焼き付けるうちに、近年は記憶の植物のような、葉の大元の存在を仮想するようになった。 彼女の作品の葉から柄、花の繋がりは、確かにシナプスやニューロンの関係を思わせ、不思議と感覚に馴染む。
千葉は、ひとの記憶の形式を植物の有り様に重ね、経験と空想の記憶、忘却、そして生と死への思考を巡らし、着想を再び制作に反映しているのだという。