
具象⇔抽象
会期概要
入場料|500円(税込) / 学生無料(学生証提示)
助成 : アーツカウンシル金沢
「具象⇔抽象」記念トークイベント開催
12/7(土) 15:00〜16:30
会場
ASTER Curator Museum
登壇
キュレーター 山本浩貴
出展作家 大澤巴瑠 / 沖田愛有美 / 澤田光琉 / 福原優太 / 渡邊涼太
入場料|500円(税込) / 学生無料(学生証提示)
展示作家
大澤巴瑠/沖田愛有美/澤田光琉/福原優太/渡邊涼太
今年は「具象」と「抽象」という絵画を「分類」する枠組み自体を批判的に再考すること
を主題としてきた。前回に引き続き、若手アーティストたちの作品を通して、今回は絵画において具象的なものが抽象的なものに変わる瞬間や契機、あるいはその反対の現象について探ってみたい。
そのなかで、絵画の「具象」や「抽象」という概念が解体され、あるいは別の形式で再定義されることを目指す。

山本 浩貴 Profile
文化研究者。1986年千葉県生まれ。実践女子大学文学部美学美術史学科准教授。一橋大学社会学部卒業後、ロンドン
芸術大学にて修士号・博士号取得。2013~2018年、ロンドン芸術大学トランスナショナルアート研究センター博士研究員。韓国・光州のアジアカルチャーセンター研究員、香港理工大学ポストドクトラルフェロー、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科助教、金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科芸術学専攻講師を経て、2024年より現職。
著書に『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社 、2019)、『トランスナショナルなアジアにおけるメディアと文化 発散と収束』(共著、ラトガース大学出版、2020)、『レイシズムを考える』(共著、共和国、2021)、『この国(近代日本)の芸術――〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』(小田原のどかとの共編著、月曜社、2023) など。現在、①2000年代以降の日本における地域芸術祭、②エスニック・マイノリティの芸術、③現代アートにおけるジェンダーとエコロジーの問題などの調査・研究を行っている。